うつつ

うつつをぬかします

Inori Minase LIVE TOUR 2021 HELLO HORIZON 神奈川講演に参加した。

前置き

水瀬いのりのライブとして

表題の通り水瀬いのりさんのライブツアーの最終公演に参加した。

一言で言うと新旧幅広く抑えてくれて良いライブであった。

2020年に開催される予定だったライブはコロナで中止となって無観客であった。

この無観客ライブは横浜アリーナでくしくも今回と同じ会場となったが、あの配信で見ていた世界に客が埋まっていると思うと感無量であった。

五輪開催あたりでみんな来てくれるかなと不安がっていた姿が懐かしい。

コロナ渦のライブとして

3月に開催された上田麗奈さんのライブ以来のコロナ渦ライブに参加であったが、

といった点で異なっていたかなと。どちらが良い悪いというわけではないけど。

発声禁止だったり、銀テープ飛ばなかったりと感染対策っぽいことは幾らかあったよねやっぱり。

 

ライブ

衣装、曲、MC・映像という3点に関して感想を残しておこうかと。

衣装

水瀬いのりのLIVEに参加したことがある人はご存知の通り、水瀬いのりのライブでは衣装が4+1(アンコール)である。大体ポップ、キュート、クール、シックみたいな感じで分類される気がする。水瀬さんはライブ中に激しく動いたり、走り回ったりとかはしないので動な状態で衣装を見ることはあまりないなぁとか思った。

総じてどの衣装も最高ってなった。今までのライブでのキュート系の衣装は赤一色のあれとか、黄色一色のあれとか結構ビビッドな感じで可愛いがあふれちゃうっていう感じだったけど割かしおとなしめな衣装になっていたことにも起因してそう。

 

1着目:カラフルな衣装

 なんて表現して良いのかわからないので色いっぱいあったからカラフルな衣装としてしまった。語彙力……。

 個人的にRSGはカラフルなイメージがあるため、その姿で登場して歌ったところはかなりストンと胸に落ちた(実際は信号機の3色だけだけど)。色が多いと基本品がなくなるイメージがあるけど遠目には割と調和していたように見える。ライブ円盤買ったら違うってなるかもだが。

2着目:純白のロングスカート(下は透けていてパンツスタイル・胸元にストーンが散りばめられている)

 え〜天使かよって素直に思った。白一色の衣装はRSGの登場時の衣装がすぐに頭に登るが、それに比べるとすごいキュートによった感じだけど、歌う曲は電子音がめっちゃなるクリスタライズとかでギャップに良さを感じたのかも。

 一見スカートに見えるが中にパンツを履いているやつで透けててひぇっとなった。

3着目:グラデーションがついたロングスカート

 無地の状態から染めて作った衣装らしい。クール系の衣装に相当するのだと思うがいつもより攻撃力が控えめと行った感じ。この色合が僕はかなり好きだった。

4着目:ピンクのアシメになっているロングスカート(脇腹見える)

 「私は水色、ピンクは……」という謎のプライドがあったらしいが、女子力が疼いた結果のピンクの衣装らしい。動くといい感じにひるがえる長さで映えていた。ピンクは春空のMV以来かもと言っていて、ライブB♪の収録で見たきりな気がするなぁあの衣装と回顧してしまった。

 髪型も相まってか少しレトロな印象を受けたが、アシメになっていたり脇腹がぱっくり見えていたりとモダンな要素も含まれていた。

5着目:ライブT

 アンコール以後の衣装。トロッコに乗ってめっちゃ接近したので眼福だった。

 細いストライプが入った下とライブTの組み合わせだった。

ココロソマリ、Starlight Museum、HELLO HORIZONのタイアップの曲を全く知らない状態で臨んでいたけど、かなり楽しめるセットリストであった。BLUE COMPASSあたりの曲は心に染み渡りますね。

何個かピックアップして雑感を書いておこうかなと。

 

Ready Steady Go!

 一瞬でライブに来たことを思い出させてくれる曲で最高だった。未だにタオルのところは慣れないけども……。最後にタオル投げるのは好き。

 

アイマイモコ

 徒然チルドレンはめっちゃ好きだったんだよなぁということをも思い出しつつ懐かしむのにちょうどいい曲だった。

 

クリスタライズ

 恥ずかしながら最近のシングルのタイアップほぼ聞いてなくて、こんな曲あるんか!となった。Future Seekerとか電子音が多い曲は好きなのですごい好きだった。

 

Starry Wish

 人生で一番多く生で聴いている水瀬いのりの曲。(おそらく水瀬いのりの中でも最も歌っている曲なんじゃないかな?)その影響かいつもとどこが違うのかとかに注目して聴くようになった曲。一時期のように変なコール入らないし静かに聞けて良い。

 今回は歌い方変わった?と思ったがどちらかというと何か出だしの方の声が震えている気がして、シブヤノオトの公開収録のときの震え具合を個人的には思い出した。審議は不明。

 

Starlight Museum

 正直な話をすると、そこまで今まで刺さっていなかった曲だったけど、生バンド×生声で実際に聞いてみると色々走馬灯のように頭を巡っていた。もう5周年以上なのか……我はharmony ribbon時代からの水瀬いのりファンなので夢のつぼみ時代は知らないけど、それでも5年って……となった。

 

アルペジオ

 サビの振りが昔と変わっていなくて懐かしくてずっと振りコピしてた。BLUE COMPASSは労働始めたてで虚無だったときに支えてもらった曲×LIVEなので本当に心に残っている。

 

僕らは今

 これも当時はほ〜んって言う感じだったけど、MCでの"今"の話を聞いてから聴くとまじでいい曲だなとなった。顔面晒すMV応募しとけばよかったとなった。

 

まっすぐに、トウメイに。

 キリン、レモンって歌い出しを聴くと秒で最高潮までいけるので魔法の言葉。ダブルアンコールでこの曲は2018年幕張を思い出してエモくなってしまう。

MCと映像

特にまとまった何かはないので適当に段落わけして箇条書きチックに。

 

久々に水瀬いのりのMCを聞いて「これこれ!この言語感覚!!」ってなって脳汁が出た。若いエキスとか、脇腹見えるからお金払った分見といたほうが良いかもとかね。

 

いつもは声で反応をもらったりするが拍手になっていたりしてご時世を感じた。演者として声が届かないのはどういう気持になるんだろうかと思いつつもいて何かしらの反応があることが重要なんだろうなという気がした。

 

またこのおかげで回って〜の件がなくなってさっと回ってくれるようになったのは嬉しかった。一方で次が最後の曲です!っていうときのリアクションとかしづらいなとか、アンコールのときも拍手なので統一感はないなぁと思ったり、そのせいなのかダブルアンコールとか一瞬で戻ってきて!?となった。

 

MCで記憶に残ったのは「こういったライブがあるから今週は頑張ろうみたいな状態に徐々に戻っていったら良い(意訳)」みたいな話である。確かにこの一年で僕はリスク回避であまりイベントに行かなかったのでイベントがあるから頑張ろう!とか早く上がろう!みたいな感覚から遠のいてしまったなぁと思った。明らかに以前のほうが何かと生活に刺激があった気がするのでそういったとこに生を見出していきたいなと思った。加えて強く生きよう!みたいなメッセージがあったので強く生きようと思いました。

 

映像の途中でサイリウムで選択肢を提示するみたいなシステムを導入していて、ネトフリとかでユーザが選択肢を選ぶドラマみたいなのがあったと思うがそれを想起した。発声ができないとライブにユーザが介入している感がないのでそういった施策は素直に良いなぁと思ったが選択が何を引き起こすかがわかりやすいと嬉しかったかな。(おそらく映像が変わっただけ?)

 

ちなみにバンド紹介は必要ない派の人もいると思うけど昔先輩が言っていた「サポート・裏方をちゃんと紹介するのはいいライブ」というのに共感をしているので紹介してくれるのは良いと思う。

 

最後に

ライブを締めるに値する曲がinnocent flowerやharmony ribbonといったものから変わっていくことに時代の移り変わりを感じたけど、変わる強さも変わらない強さも大切にしてほしいねとなった。

そして次のアルバム制作が発表されたのでそのアルバムを引っさげたライブにも参加したいねとなった。横アリ以上の箱とかもうSSAしかなくない?ってなるけどどこでやるんだろう。